「いい子症候群」という言葉を耳にしたことはありますか?近年増加している反抗期がない子どもがなりやすいとも言われています。
そこで、『親子の法則 人生の悩みが消える「親捨て」のススメ』の著者・三凛 さとしさんは、30歳以上60歳未満の男女全国3,000人を対象に「大人の『いい子症候群』」について調査いたしました。
「いい子症候群」3つの改善法
自分の思いや意見よりも、世間や親、家族、上司、友人知人にとって「いい子」であることを優先してしまうことを最近では「いい子症候群」と呼ぶことがあります。
「いい子症候群」は病名ではありませんが、心理学的な表現をすると「従順な子ども(Adapted Child)」の性質が高い人に強く出る傾向があり、このような人は自尊心や自己肯定感が低い傾向にあることが分かっています。従順な子どもという表現からもわかるように、「いい子症候群」になってしまう原因は、主に幼少期〜少年期の親との関係が影響しているとされています。
大人になっても自分の選択に自信が持てず、まわりの目を気にして本当に望む生き方ができない人は、知らず知らずのうちに「いい子症候群」を発症してしまっているのかもしれません。
「人の顔色を伺ってしまう」「自分よりも人が喜ぶことを優先してしまう」「自分らしく生きられない」「自分らしさがわからない」「自分の選択に自信が持てず、優柔不断になってしまう」「自分の意思がわからない」「自分の気持ちが表現できない」と感じている人は少なくありませんが、私はこれが日本社会の「生きづらさ」の要因の一つになっていると考えています。もっというと、政治や経済の分野でも近年は「決断できるリーダーがいない」と言われていますが、これは日本人が過度に空気を読んでしまう1億総「いい子症候群」になってしまっているということではないでしょうか?



